視聴率のない、需要を完全に無視した短期集中連載第四回目。
やっと、という感じではあるが、
今回こそは大事な対処法について記しておこうと思う。
前回の話から、元凶は血糖値の低下によるものだと分かった。
そして、それに対する最も有効な手段はやはり、食事療法となる。
先日述べた、アドレナリンが分泌される値まで血糖値が低下するには、
ある程度の時間が掛かる。
女性は、食事を摂ってからその血糖値を維持できる時間が、
男性の8時間と比べ、5時間と短い。
また月経前には更に短く、3時間しか血糖値を保てなくなる。
正確には、血糖値を維持出来る時間が短くなるのではなく、
アドレナリンが分泌され始める血糖値の基準が上がり、
通常時では問題のない値でも、アドレナリンが分泌され始めてしまうのだ。
そのため、月経前の女性には、小まめなでんぷん質、炭水化物や糖分の含まれる食事が必要となる。
重要なのは、決して量を増やす必要はないという事だ。
普段食べるのと同じ量を、ただ複数回に分けるだけで良い。
一日三食という習慣は、男性中心社会によって男性の身体に合わせて作られたものであり、
それを女性までがならう必要も意味も利益もない事を、どうか念頭に置いてほしい。
推奨される食事療法としては、
月経前の期間中は
・普段と同じ量の食事を小分けにして摂る
・3時間以上間を開けないように、小まめに軽食を摂る
・就寝の1時間以内に軽食を摂る
・月経前を通してこれを続ける
以上を守るよう心掛けたい。
これにより常に血糖値は保たれ、アドレナリンが分泌される事もなく、
結果身体症状や気分障害といった症状は抑えられる。
ここで生理による不調だからといって、間違ってもピルを飲んではいけない事も記しておく。
産婦人科に行くとピルを飲めば症状が治まると言われるかもしれないが、
そのような効果は実証されていないどころか、人によっては症状が酷くなるのだ。
なのに何故ピルを奨められるかと言うと、
これには「PMSを産婦人科の領域として扱いたい」
という、医療界での患者の取り合いが原因の一つとなっているのだが、
話がずれるためここではこの辺にしておこう。
- 2011/11/17(木) 18:32:44|
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間違った記述が見られます。
あなたのいう食事療法を試しても上手くいかない人・ピルの服用により症状が改善した人に関する考えをぜひ聞きたい。
- 2011/11/21(月) 16:35:44 |
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