ブサイクがバレたらどーする!!挨拶
新設された
アバター論の講師を務める
imawoだ
長ったらしい挨拶は嫌いなので
この
初回講義をもって挨拶、及び自己紹介とさせていただこう
何?
火力科学部で見たことがあるって?
…知らんな、人違いだろう
そんな数年前の話はさておき、早速
講義を始める
概論
まずはこれらの画像を見てほしい







全てに共通しているものは何だ?
そう、
聖歌隊アバターだな
いやそうなのだがそうではなくて、
タイトルにもある通り、今回フィーチャーしたいのはこちらの
"ふーん顔" の方だ
次にこちらを見てほしい






これらも間違いなく
"ふーん顔" である
最後にこれらの画像を見てもらおう





そう、
"ふーん顔" だ
察しの良い諸君は、
これらを見ただけで何が言いたいか分かったと思う
本日の講義はここまでとするとまあ、これでは方々から文句が来るだろう
正直ここから先は、私にしてみれば
理解してもらえなかった一発ギャグの中身を自身で説明させられるような心境なのだが仕方ない
ここからは、改めて言葉で説明しよう

概論改
先ほどの最初の画像群をもう一度広げる







最初に見てもらったこれらは、いわばオーソドックスな
"ふーん顔" である
まず、30秒でよい
これらの画像を見て、自身の思う
「"ふーん顔" の特徴」をいくつか考え、挙げてみてほしい
正解はないから自由にやってくれ
さてどうだろう、いくつか考え付いただろうか
大半の人は恐らく
『一目で分かる垂れ眉』『やや下に位置する目』『かわいい』この辺りが真っ先に思い浮かんだのではなかろうか
確かにこれらはこの "ふーん顔" において大きな特徴の一つと考えて差し支えないだろう
それ以外にも特徴を挙げるとすれば
『目の直上にあるまぶたのライン』『眉と目の間の開きが大きい』『困ってる系の顔割とかわいい』等も特徴の一つとして数えられよう
更にマニアックになってくると
『瞳のハイライトは左右共に、上部横に2ドットと右下1ドット』
『眉に比べ目尻はそこまで下がっていない』
『口元斜め上にある、すぼめた口を表現する1ドット』
『困っている気持ちを全面に主張する眉、そして儚げな瞳が醸し出す表情、このままでも十二分にいけるがそこに乗せる髪g(かわいい』このような部分に着目した者もいるのではなかろうか
さて、ではこのオーソドックスな
"ふーん顔" を見た際に感じた特徴を意識しながら
今度は先ほどの二番目の画像群を見てほしい






今度は感じ取れた者も多かったのではなかろうか
お察しの通り、これらの髪型は一貫して
"ふーん顔" の
ある特徴を排除する方向で作っている
そう、先ほど諸君が大きな特徴と感じた
『たれ眉』だ
この
『たれ眉』を見せないことによって、
二番目の画像群における
"ふーん顔" から得る印象は
一番目の時と幾分か変わったのではなかろうか
ついで三番目の画像についても今一度見直してほしい
今度も一つ工夫を凝らしてあるのに気付けるだろうか





この最後の画像群も同じく『たれ眉』にタッチしているのは同じだが、今回は
ただ見せないだけではない『たれ眉』を見せないのは勿論、顔の部位の中で更に見せない箇所を増やす、髪型の線を被せる等で、
本来の "ふーん顔" とは違った表情に見えるような髪型をチョイスしてある
ここまで来れば察しもへったくりもない
本来その部位のドットがある部分に別の部位のドットを上から重ねることで
下の部位のドットをなかったことにし、その部位の印象を変える魅せるために、隠すこれが
『隠し』の技法である
各論1
『隠し』の技法なんてもったい付けて言っているが、
こんなのは本来、メイプルの、2Dドット横スクロールの
弱みであり限界だ
重ね着の厚みを出すことも、動きによる見え隠れもほとんど表現することが出来ないという
致命的な弱点しかし、そこで匙を投げたのでは
面白くないそういう欠点があるからこそ、
これでしか出来ない手を考えてやろう
そういうひねくれものたちが編み出したのがこの
『隠し』の技法だ
…と、私は勝手に考えている
さてこんな雑談から章を始めたことからも分かる通り
この技法について、
これ以上教えることはあまりない何故なら、私自身がそれを
極めているかと言われたらまだまだであるし
諸々のテクニックはそりゃあるものの、
とはいえ隠し方、隠され方なんてのは、それこそ
無限に存在する
そのため、言ってしまえば
この技法をマスターすることは、
恐らく不可能だろう
しかしだからこそ、
一人一人の「隠し」に個性が出、またそれがその人の味になっていくのではないだろうか
各論
とはいえ、
こんな雑談で終わるのじゃ勿体ない
あまり教えることがないとは言ったが、それでも折角なのでいくつか
身近な『隠し』を紹介しようと思う
最初に紹介するのは、
髪以外を用いた顔の『隠し』
(私の中では) あまりにも有名なこの
"顔2♀" +
"伊達メガネ" の組み合わせだ
"伊達メガネ" をかけることで、ちょうど
"顔2♀" 瞳の1番上のラインにメガネフレームのドットが重なるのである
これにより、
・
まつ毛の厚みが2ドットから3ドットに増えたように偽装される
・
"顔2♀" の特徴である、
左上3ドット分の大きなハイライトが1ドットにまで減る結果、元々たれ気味の眉や目尻から
多少陰の見え隠れする儚さが魅力の
"顔2♀" において、
『隠し』によってもたらされたこれら2要素 +メガネの相乗効果により、更に
2段階は上の薄幸感を演出することが出来る
次の例にいこう







三度ご登場の
"ふーん顔" である
先ほどは入りに使ったものの、
解説自体はまだだったことを思い出した
一通り眺めた後のため諸君も理解しているだろうが、
この
"ふーん顔" において重要なのは、
『表情を付けているのはあくまで眉』という点である
そして私はまさにそれを主眼に置き、
『隠し』を模索した






この二番目の画像群、一応、意図としては
『無垢な表情』に見えるよう工夫している
たれ眉を隠すことは勿論、おでこを見せることにより
眉の位置が高い = 表情に力が入っていない 様子が分かるよう意識して組み合わせた
そして三番目の画像群





これらは先ほどとは違い、『たれ眉』を
一部隠さないで残しているが、その残存部分を
眉の垂れていない箇所にすること、
またその眉やまぶた付近の髪型の線を利用して、幻の
『吊り上がった眉』を見せようと画策した
その結果、
『垂れていない目尻』『すぼめた口元』『吊り上がった眉』の三点でもって
本来、
"ふーん顔" のエッセンスには含まれないはずの
『不機嫌な表情』を描出している
特にこれなんかは
髪型としてはほとんど変わらない2枚だが、これらの顔から
同じ表情を読み取ることは出来ないのではないだろうか
その他、ただの紹介になってしまうが、髪のラインで
ギリギリ眉が隠せるものや
逆にこの辺りのように、出ている眉の総ドット数が少ない割に、きっちり
『たれ眉』が残るものもある
ある顔では
全く似合わなかった髪型が、他の顔には
相性抜群だったりすることは往々にして良くある
折良く
"整形マネキン" の再販が来ている最中、色々試してみてはいかがだろうか
さて、随分顔と髪に寄ってしまったため、それ以外の『隠し』についても一応紹介しておく
まずはマフラー等の、
前面に来るタイプのマント系アバターだ
口元は勿論、服の上部を隠せるものもある
最近は
雰囲気だけであまり個性の出ないエフェクト系マントが増えまくっているが
個人的にこれを使うのは、
非常に勿体ないと思っている
マントは、2Dのメイプルでは
貴重且つ希少な重ね着要素であるというのに、それを自ら潰すやつがいるかという話である
せめて
この講義を聴きに来てくれた諸君には、是非とも
素敵なマントアバターを模索してほしいものだ
さてもう一つ、マントと同じような守備範囲のものには
ぬいぐるみ抱っこ系武器アバターがある
この
抱え持ちに関しては一部の両手武器に限られてしまうものの、
だからこそ
それを用いることの出来る職業にとっては強力な武器となる
そのため興味があるなら『オルカのウサギ人形』 『ホワイトベア』 『くろにゃんこ人形』 『ベビーエレファント』 を始め、
抱え持ち可能なタイプの武器アバターをチェックしておいても損はないかもしれない
ワーク
「隠し」についてはこれで一通り伝えることが出来たと思う
今回は、個人的な嗜好から随分
顔方面の話に偏ってしまったが
それ以外にも潰れや見え方が大きく変わる
髪型は勿論、さり気なく主張の強い
イヤリングや、
服や
靴にも
「隠し」はある折角なのでワークとして、
アバターシミュレーターなどを用いて、一つでいいので何か新しい「隠し」を発見してみてほしい
特にテーマが決まっていなければ、やはり簡単で分かりやすい顔と髪型がおススメだ
難しく考える必要はない
一つ気になる顔を決めたら、後は総当たりで髪型を変えていくだけだ
そして 「お、これいつもと表情が違う!」 となれば、それは立派に「隠し」である

さて、何か良い発見があっただろうか?
本講義が、もし諸君らのインスピレーションに
何か少しでも良い影響を与えられたりしたなら、それは願ってもないことである

自論
さて、自身を棚に上げて
諸君らにワーク投げっぱなしで終わるというのは、いささか
据わりが悪いなので最後に、手前味噌で申し訳ないが自身の使っているキャラクターの
「隠し」について語って終わることにする
①髪型→顔 の「隠し」
個人的な感想だが、この
"顔20♀" はこれ単品では
あまり可愛いと思えない表情に力を入れないポーカーフェイス系かと思いきや、
hit表情は
ガチ睨みだし、
smileは
死んでも見せられないし
じゃあ何でメインキャラに用いているんだという話だが、まあ聞いてほしい
単体では活用の難しい
"顔20♀" だが、この髪型
"ブラインド" を合わせると、前髪のラインと瞳のラインが綺麗に揃い、
独特な雰囲気を持ち始める
また先ほど触れた
hit表情についても、眉だけがきっちり隠れているため、
『睨んでいる表情』の完全隠蔽に成功しており、口元をすぼめるだけという、
稀有な無表情系hitへと変貌を遂げるのだ
②帽子→髪型 の「隠し」
個人的な感想だが、この
"ブラインド" という髪型、これ単品では
あまり可愛いと思えない見ての通りとにかく癖が強く、まず
大半の顔は瞳をほとんど覆われてしまいその魅力を封じられてしまう
そしてそれに輪をかけて凶悪なのがこの
ぬぼっとしたアウトラインだ
この
唯一無二のシルエットが好きだった時期も確かにあったが、今の私の感性では
これはナシという結論に落ち着いている
アウトラインを生かそうと努力をしてみても悉く
コレジャナイ感に苛まれ、
良さげな方向性を見出しても
"ブラインド" より良い組み合わせが無数に頭に降ってくる
その上、万が一
髪型がつぶれるタイプの帽子を被せた日には、
凄惨極まりない姿 (中央の天秤) を晒すことになる
じゃあ何でメインキャラに用いているんだという話だが、まあ聞いてほしい
というか先ほど述べた通りであり、
"顔20♀" 「隠し」のために他ならない
私が欲しいのはあくまでこの
神がかり的な前髪のラインと瞳のシナジーだけであり、それ以外の全ては
別段必要でないオマケと言って差し支えない
そのオマケの中でも特に返品したいのがこのアウトラインであり、現状結論としては
「隠し」以外の選択肢がないそのため欲する帽子への要請としては、
「アウトラインをきっちり隠せる帽子タイプである」
「目元のラインを邪魔しない」
「足りていない髪型のボリューム感を補強したい」
「表情の雰囲気に合う、暗めの色やデザイン」
という非常に重たいものとなっていた
そのため、
これらを全て満たす "シャドウマスターキャスケット" の採用は必然であり、
実装前から
この機絶対逃すまじと意気込んでいたことを昨日のように思い出す
③髪型→目飾り の「隠し」
"アクアティックレター" が単品で可愛くないのは、さすがに
個人的な感想に留まらないと思いたい見た目だけで言えばおよそ褒められる所がなく、それこそさっきの話ではないが
隠す以外の選択肢が存在しない通常であれば諦めて
"透明メガネ" を用いるか、或いは肌の色が合うなら
"フェアリーマーク" あたりに
カナトコするのがセオリーだろう
ところが見ての通り、
"ブラインド" に限って言えば
それらは一切必要ない深い前髪ラインが幸いし、この目飾りは勿論、顔装備の
"凝縮された力の結晶石" 等も
隠し通すことが可能だ
この時点で大分
顔周りのシナジーが際立ってきているように感じられるが、
ここからが真骨頂④目飾り→顔 の「隠し」
実は
"ブラインド" は
"アクアティックレター" を隠しきれていないのである
さすが上部に関してはあの大軍を完璧に抑え込んでいるのだが、厄介なことに
側面に伏兵が潜んでいた形だ
しかしどうだろうこの液漏れ、決して
悪い表出ではないことに気が付かないだろうか
吊り上がり気味の目尻を
「隠す」ことで、若干
棘のある印象の目元を柔らかくカバーすることに成功している
怪我の功名ここに極まれりである
こんなもの、周りにとってはそれこそ
誰も気に留めない些細な違いであるとも理解しているが、
少なくとも自身にとっては、これに慣れてしまった今、
レターなしの前だは論外と言っても過言ではないレベルに重要な要素だ
⑤マント→服 の「隠し」
最後は唯一、
頭部以外の部分の「隠し」についての紹介となる
極端な例にはなるが、とはいえ
画像を見れば一目瞭然だろう
ご存じ、
シルエットがださくなるよう絶妙に調整されたポプテ制服
これを着こなすためのテクニックだ
ダサさの主原因は
首元から肩周りのラインにあることが分かっているため、
ここを隠す形にすることで、
アバター構築に採用可能なレベルの代物にまでこれを昇華することに成功している
もう終わろん
このように、
「隠し」は工夫次第で、
大小様々な効果を発揮する強力なテクニックだ
是非、
自キャラを可愛く魅せるための技として使いこなしてほしい
ここまで話していて思ったのだが何だかこれ、
自撮りテクニック解説みたいだな
課題
最後に、宿題として
レポート提出を課す
キャラクター画像、自キャラでも他人のキャラでも、
アバシミュで自作してもよいので一つ取ってきて
そこに用いられている
「隠し」のポイントの説明をしてもらう
その
「隠し」により元と比べてどう印象が変わったか、どういった効果が得られているか等を示してほしい
但し、他人のキャラ画像を用いる場合は特に、
必ずポジティブな内容にすること字数は
120字前後、ハッシュタグ
#メイプルアバター論 を付けて
2020/5/20までにTwitter上で提出すること
以上で講義を終わる
- 2020/05/12(火) 07:00:00|
- 今をぼやこう
-
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