
規格争い
アークを触ってて連携スキルが一見ブラスターベースっぽいようで微妙に違和感があり、
コマ送りで確認してみたら案の定独自仕様で作られてた・・・のでいろいろ調べてみたのだが
どうもカデナも似たような仕組みで作られていたらしい。制御は色々違いそうだったが・・・
もう完全に

共々DPMの調査計測を諦めたとはいえアンテナ低くなったな・・・と改めて実感する。
そういや楓精神DPMシートご臨終宣言とかまだ出してない気がするけど出さなくていいの?

君。
独自仕様を語るにはまず普通の連携がいかなるものか?から理解する必要があるが
記憶の限りではこのブログで連携のイロハが説明された事が無い気がするので
基本的な部分から書いていくことにする。
そして更に連携の前にスキル使用時のモーションについてから。

スキル使用時の硬直時間・・・このブログ的に言うとディレイは
半透明なりのスキルエフェクトとは無関係にキャラクター本体の
"action"というデータに依存している。
各ポーズにそれぞれディレイがms単位で割り当てられ、各ディレイの合計値がスキル硬直時間となる。
上の画像はプレーンチャージドライブのディレイを模したもので、
90ms→180ms→90ms→90ms→90ms→180ms の合計720msがAS6(普通)時のディレイになる。
そしてここから"一般的な連携"がどういう法則でディレイを短縮するとかというと・・・

連携が可能なスキルの場合
"skipActionFrame"値が設定されており2だの5だのと数字が振られている。
スキルの
actionも順番に番号が振られており、
skipActionFrameの数字から先の
actionを
省略することによって連携時に攻撃速度が上がるのだ。
連携先のスキルを省略
action前に先行入力しておけば
skipActionFrameから先の
actionは完全省略され、
省略される
actionの最中に連携先のスキルを入力した場合は即座に
actionを省略し連携先に派生する。
というわけでこれが一般的な連携スキルの仕様だ。
・・・ルー語喋ってるみたいだな。
で、本題のアークの連携だが・・・

おそらく
actionによるアニメーションなどにまったく関係なくスキル内に設定された
"cancelableTime"内の値である
240msのデータを用い、
スキルディレイの後ろから240msぶんをキャンセル有効時間とすることで
省略時間中に追加入力をした場合即座に連携先に派生する・・・という仕様になっていると思われる。
あくまで"思われる"だけ。この先に待ち構える
不可解な現象から逆算して推測しただけに過ぎない。
その不可解な現象は武器攻撃速度が変化した際に起きるのだが、
アークの前にまず一般的な連携スキルのAS2(12/16=ディレイ3/4)とAS6を比較すると・・・


スキルディレイの各actionは基本的に均等に縮んでいく
(はずな)ので、短縮幅も相応に縮む。
これに対しアークのディレイ短縮は固定値なのでASを速めても短縮幅が変わらず有利に思えるが・・・

何故かASを上げようが下げようがキャンセルできるタイミングが変化しない。画像の赤枠部分は
あくまで想像でしかないのだが・・・ディレイが720msであることを前提に
このタイミングで省略を受け付けるよう固定されている、としか考えられない。
連携がASの恩恵を受けないのはともかくアークの連携は予約入力受付がないせいで
ASが早いほどディレイ省略範囲=連携としての追加入力が認められる範囲が狭くなる。戦闘狂乱バフがあればマシだがバフ無しから連携しようとすると
リピート遅延の250msの空白と噛み合いがちで、連携不発が凄まじく起こりやすい原因はここにあるのだろう。
もはやFilterKeysSetterはメイプラー必携アプリケーションになりつつある。

そしてアークはバフによって連携によるディレイ短縮幅を増加させることができるのだが・・・
これはまあブラスターとアークぐらいしか出来ない芸当なので独自仕様というには数が少なすぎる感がある。


これも通常連携と差と似たような感じでブラスターが短縮するactionを一個ずつ増やすのに対し
アークは固定値で短縮幅を増加している。ASによってキャンセルタイミングが変わらないのも同様。
ちなみにこの2職にカデナも加えた3職の連携スキルに予約入力受付が無い。
この仕様はリピート遅延問題で連携発動が安定しないというだけの話でなく
先行入力による自動連携発動がない以上最速入力しないと理論DPS出すことも出来ないからホントやめてほしい。
ところで、画像では基本240ms、追加で70ms*3短縮としているが・・・
スキルの内部データに書かれている謎の数字達の中から
それっぽいのを当てはめてるだけで
実際にこの数字通りに短縮されてる・・・かは
全く分からない。実測でほぼ合致はするのだが・・・
あくまで俺がコマ送りを調べただけで計算式まで把握した訳じゃないからこれが限界なのが悲しい所だ。
ASでキャンセルタイミングが変化しない件とかマジでこれが正しい仕様とは正直思えないとこがあるし、
同じ"cancelableTime"を使うカデナの連携の方は内部数値とコマ送りの実測をにらめっこする限りでは
スキルディレイ開始からcancelableTime内の90msを過ぎた瞬間から連携受付&短縮省略という
まさに
アークと真逆の仕様をしているとしか思えない造りなので、何が正しいのかマジで分からない。
バグとして知らず知らずのうちにアーク側が修正されたりする可能性も無きにあらず・・・いやどうだろう。
じつのところブラスター以降新職・新要素は操作や研究をいかに困難にするかを追求して設計してるフシがあるから
5次実装の設計変更負荷に耐えられず楓精神DPM企画が爆死したのはまああらゆる面で潮時だったのかもしれんな。
- 2018/08/01(水) 22:22:22|
- 歯ぎしり
-
| トラックバック:0
-
| コメント:1