クリティカル最小ダメージが
クリティカル最大ダメージより高い状態にある場合、
ステータス表記上の "クリティカル最小" と "クリティカル最大" の数値が逆転し、
クリティカルダメージもまた表記通り逆転する事は今日よく知られています
しかしそれが、
表記と全く同じという訳ではないという事を知っている人はほとんどいません
DPMシートの修正履歴にひっそり追記した事に気づいた人くらいでしょうか
さて、挨拶はここまでで早速本題です
実は、 "クリティカル最小ダメージ" が "クリティカル最大ダメージ" より高い状態にある場合、
表記より
"クリティカル最大ダメージ 1%分" 下がる仕様があります

奇しくもこれを発見したのは
前回のオニックスリング配布時でした
しかし当時は環境が整っていないため、自身以外のキャラクターで再現性を確認する事が出来ず、
事実として記事にする事が出来ませんでした
そのまま長らくその存在を忘れていたのですが、
先日ようやく重い腰を上げて
歯切れに検証をさせた所、
この仕様が明るみになりました

検証結果は省きます
最大最小を逆転させた状態でダメージを測るだけです
まる10分以上叩いても綺麗にクリティカル最大ダメージ1%分のダメージが出ませんでした
シートを用いれば簡単に出来るので気になる方は試してみてください
さて、ここで終わるのも勿体無いので、各オニックスリングのおすすめ兼解説を致します
■炎 -クリティカル最大ダメージ10%
■氷 -クリティカル最小ダメージ10%
言わずもがな、取得候補筆頭です
理由としては、単純に火力への貢献度の高さが挙げられます
他より稼ぎにくい "クリティカルダメージ" を上昇させてくれるため、
その他の効果とは段違いの効用を発揮します
但し、スキルによりクリティカルダメージが非常に高い
ヒーローなどの一部職業や装備の状況、
また
クリティカル発生率が低い等、場合に依ってはそうならない可能性もあります
これについての質問は受け付けません、
DPMシートで各自計算してください 最大最小どちらを取るかですが、先述の通りクリティカル最大ダメージ1%分の損失を考えると、
平均ダメージを上げるには最大>最小をキープ出来る方を選ぶのが得策です
しかし一概にはそう言えず、例えば平均ダメージは下がれど "確殺" を考える場合、
たとえ最小>最大となろうとも、とにかく最大と最小差を縮めた方がいい事もあります
とはいえ、この指輪一つで乱数~確定が変わってきてしまうという状況は非常に稀でしょうが
とりあえず
『最大>最小をキープしつつ、最小と最大の差を縮める』 これが模範解答となるでしょうか
何にせよ『現在の自分のクリティカル最小がクリティカル最大を上回っているかどうか』は
最低限確認しておきたいですね
既に最小が最大を超えているのに最小を取ってしまい、1%損失どころかダメージ幅まで広がった なんていう事態は絶対避けましょう
今後の事まで考えると、
"ハイパーステータス改変により最小+10%/最大+15%まで上昇する" 事と、
"キネシスのリンクスキルで最小+4% or 8%される" 事を
踏まえた選択が出来るとベターだと思います
またオマケですが追加効果に目を向けると、スロー効果に変わってしまった氷魔の氷結と違い、
最小指輪には相手の動きを止める "3秒間氷結" 効果が備わっています
ボスや、一撃で倒れてしまう格下相手には意味がありませんが、
今後これが活躍する状況が或いは生まれる可能性も…?
■木 -状態異常耐性10%

次点に挙げるのはこれ
炎氷だけでなく、他全ての効果が火力増強なのに対し、これは唯一の防御効果となります
最近は
状態異常耐性無視状態異常なるものも増えてきていますが、
それでも耐性が高いに越したことはありません
何よりこの指輪において重要なのは、
"現状腐る可能性が一番低い" という事です
他の指輪は、それらより火力の上がる強化指輪を手にしてしまえば、
すぐ不要となってしまいます
或いは既に不要な方も多いのではないでしょうか
装備や職に依りますが、凡そメインステ18%以上の強化済み指輪ならば
炎/氷の指輪を凌駕するのではないかと思います
これについての質問も受け付けません、
DPMシートで各自計算してください しかしこの指輪であれば火力こそ落ちるものの、
耐性付与がありがたい状況では役割を持ち続ける事が出来ます
にしても、木なのに腐らないというのは皮肉な話ですね!
■雷 -クリティカル発生率10%

3つ目は主にサブ用の選出です
先ほど "クリティカル最大/最小ダメージが一番火力に寄与する" と述べましたが、
それは
あくまで『クリティカル発生率がほぼ100%の場合』の話です
それに届かない職、またそこまで力を入れないキャラクターには、
この指輪が最良の選択である可能性は非常に高いです
勿論、これについての質問も受け付けません、
DPMシートで各自計算してください 但し留意しておいてほしいのは、
"クリティカル発生率は100%までしか上がらない" という事です
クリティカル発生率を上げる手段は、現状でも既にたくさんありますし、
これからも増えない可能性はありません
現に既にKMSでは改変により、ハイパーステータスでのクリティカル上昇率が
一律10% → 0%~最大15% に引き上げられています
また努力(或いは課金)を惜しまなければ、
ほとんどの職が高等級のインナーアビリティでクリティカル率100%に到達出来るでしょう
それらを考慮しても100%に届かない場合は構いませんが、
自身の課金額やプレイスタイル等をよく考えて選択する必要があると思います
■光 -ボスダメージ10%
■闇 -防御率無視10%
地雷です、やめましょう "ボスダメージ" という言葉は、ただそれだけで何か強いイメージが植え付けられていますが、
あなたの "総ダメージ +ボスダメージ" は恐らく既に300%を上回っています
今更10%ばかしついた所で、
ほとんどダメージは伸びません また防御率無視などもっての外です
いつしかの改変で防御率無視計算が乗算になって以降、
数値の低い防御率無視オプションの効果は非常に弱くなりました
『闇』という言葉に特別な拘りでもない限り、取得するのは絶対にやめましょう

やめましょう
- 2015/08/05(水) 19:43:12|
- 火力・ダメージ計算
-
| トラックバック:0
-
| コメント:3
クリ最少ダメはハヤトキャラ札・イベント指輪・キネシスリンクスキル等で補いやすいので
迷ったら伸びしろの多いクリ最大が無難かな?
- 2015/08/06(木) 12:30:55 |
- URL |
- ふーちゃそ #-
- [ 編集 ]