コメントがあり、またそのお返事がコメント欄には収まらないため、こちらでさせていただきます。
まず、お読みいただき、またコメントをいただきありがとうございます。
コメントの内容について、順に説明いたします。
・「間違った記述が見られます」について
該当箇所を挙げていただけると助かります。
しかし、初めに申し上げておきますが私は専門家ではありません。
勿論、今までの内容は専門家の方に話を聞いたり、専門書から得たりした知識に依るものであり、
信頼性の高い情報であると自負しておりますが、間違いがあった場合は何卒ご容赦願います。
勿論間違った記述は即時謝罪と共に訂正させていただきますが、どうかご理解ください。
また今回の『PMSと自己、もしくは女性学』においては、PMSの概要はあくまで導入であり、
ご覧のとおり、PMSをご存じない方に知ってもらおうというのが主旨です。
ついでに本題はこの後に続く、身体とこころの関係についてが本稿の中心にあたる事も並べて記しておきます。
・「食事療法を試しても上手くいかない人」について
PMSの症状には個人差があります。
激しいケースでは、錯乱状態に陥ったり、犯罪等の問題行動を起こしてしまう例も少なくありません。
医学的に効果があると実証されている(エビデンスのある)食事療法で症状が改善されないのであれば、
医療機関にて診てもらう事をおすすめします。
ただ、以前こちらで書きましたように、PMSに関しては何科を受診すればいいのかはっきりしないところがあります。
そのため複数の科で診療を受ける、専門的な本や他に詳しく書かれているサイトを参考する等されると良いと思います。
・「ピルの服用によって症状が改善した人」について
現在、ピルの服用がPMS症状の軽減に有効であるというエビデンスはどこにも出ていません。
ピルを飲んで症状が軽くなったという人はいます。が、逆に酷くなったという人もいます。
症状が酷くなる人がいる、この時点でピルの服用が治療法でない事が分かります。
「○○したから~~なった」とはよく言いますが、この時「○○」と「~~」に因果関係が生じているとは限りません。
・ピルがPMS症状に悪い影響を与えるという記述について
更に専門的な話になってしまいますので、詳しいサイトをご紹介しと、
イライラ、抑うつ、眠気がひどい…月経前症候群(PMS)の症状でお悩みの方に Happy ttp://www.yume-maru.jp/pms/top/index.html
こちらのサイトさんなんかが良いと思います。
この文章と同じ、ダルトンの『The PMS BIBLE』を参考にしています。
ただ、『Happy Womb』というそのサイトが売り込もうとしているサプリが効くかどうかは知りません。
そちらを読むと「プロゲステロン」という女性ホルモンと、ピルに含まれる「プロゲストーゲン」の違い、
そして「プロゲステロン受容体」に原因がある事、
また「プロゲストーゲン」では、「プロゲステロン受容体」を活性化できない事が分かると思います。
以上になります。
最後にもう一度、コメントいただきありがとうございました。
- 2011/11/22(火) 01:16:43|
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視聴率のない、需要を完全に無視した短期集中連載第四回目。
やっと、という感じではあるが、
今回こそは大事な対処法について記しておこうと思う。
前回の話から、元凶は血糖値の低下によるものだと分かった。
そして、それに対する最も有効な手段はやはり、食事療法となる。
先日述べた、アドレナリンが分泌される値まで血糖値が低下するには、
ある程度の時間が掛かる。
女性は、食事を摂ってからその血糖値を維持できる時間が、
男性の8時間と比べ、5時間と短い。
また月経前には更に短く、3時間しか血糖値を保てなくなる。
正確には、血糖値を維持出来る時間が短くなるのではなく、
アドレナリンが分泌され始める血糖値の基準が上がり、
通常時では問題のない値でも、アドレナリンが分泌され始めてしまうのだ。
そのため、月経前の女性には、小まめなでんぷん質、炭水化物や糖分の含まれる食事が必要となる。
重要なのは、決して量を増やす必要はないという事だ。
普段食べるのと同じ量を、ただ複数回に分けるだけで良い。
一日三食という習慣は、男性中心社会によって男性の身体に合わせて作られたものであり、
それを女性までがならう必要も意味も利益もない事を、どうか念頭に置いてほしい。
推奨される食事療法としては、
月経前の期間中は
・普段と同じ量の食事を小分けにして摂る
・3時間以上間を開けないように、小まめに軽食を摂る
・就寝の1時間以内に軽食を摂る
・月経前を通してこれを続ける
以上を守るよう心掛けたい。
これにより常に血糖値は保たれ、アドレナリンが分泌される事もなく、
結果身体症状や気分障害といった症状は抑えられる。
ここで生理による不調だからといって、間違ってもピルを飲んではいけない事も記しておく。
産婦人科に行くとピルを飲めば症状が治まると言われるかもしれないが、
そのような効果は実証されていないどころか、人によっては症状が酷くなるのだ。
なのに何故ピルを奨められるかと言うと、
これには「PMSを産婦人科の領域として扱いたい」
という、医療界での患者の取り合いが原因の一つとなっているのだが、
話がずれるためここではこの辺にしておこう。
- 2011/11/17(木) 18:32:44|
- 今をぼやこう
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ここで、冒頭にも少し記した症状について、触れていきたいと思う。
症状には個人差が大きくあるが、よく言われるのは
緊張、手足のむくみ、腹部の膨満、、通常以上の食欲、頭や背中といった身体の痛み、にきびなどである。
上記のこれは一部であり、医学会では250以上もの身体症状をPMSによるものとして登録している。
また、それらの身体症状と対になるのが不快気分障害だ。
これは読んで字の通り、月経前に不快な気分を始めとした精神的に不安定な状態になりやすいというものである。
他人に攻撃的になる、理由もないのに悲しい気持ちになる、などが挙げられる。
身体症状と気分障害。
これら二つの症状が起こるメカニズムには繋がりがある。
出来るだけ分かりやすく説明していくよう心掛け、
また私の主張したい問題提起の根幹であり、
そして対処法の話へと続く大切な部分なので、
面倒だという人も出来れば読み飛ばさないで欲しい。
…そもそも誰も読んでいないという自虐はさておき。
二つの症状の共通原因、それは血糖値の低下である。
血糖値、血中に含まれる糖分の割合。
常に高いと糖尿病になってしまう、あの血糖値だ。
でんぷん質食事を摂ると上昇し、食事をしないと徐々に低下していく。
そしてその血糖値が一定の値を下回ると、食欲が増す他、脳内でアドレナリンが分泌され始める。
アドレナリン、これも聞いた事のある人は多いだろう。
興奮作用や攻撃性を高める効果のある脳内ホルモンの一つだ。
これにより精神状態が不安定になり、攻撃的になる、逃亡願望など、
外部からの刺激に強く反応しやすい精神状態になる。
血糖値の低下は更に身体にも影響を与える。
まず、血中の糖分を補填するために体内の細胞が、通常蓄えている糖分を放出し始める。
厄介なのは、放出した糖分の代わりに水分を取り込む事だ。
これは手足のむくみや体重増加を引き起こす。
後は、女性自身が身体症状を気にしたり、またそのために食事を控える事で、気分障害が余計に酷くなる、というループである。
太った、むくんだ、むかついた、誰かと喧嘩した。
そういう女性は、自分の生理周期と照らし合わせて見るといい。
恐らく合致している部分が多々あるのではないだろうか。
全ての夫婦喧嘩は月経前に起こっている、と言っても過言ではないらしい。
…などと言うと「夫婦喧嘩の原因は全て女性にあるというのか」と、厳しい叱責を受けそうなのでやめておく。
ともかく、女性の身体に対する理解を深める事は、女性自身にとってのみならず、
良い友人関係やパートナーシップを築くために、
我々男性にとっても、必要な事なのではなかろうか。
このPMSという考えが広まれば、我が国の離婚率も少しは下がってくれるかもしれない。
…などと言うと「全ての離婚の原因は云々
という訳で、今回は症状で手一杯だったため、次回は大事な対処法について記しておこうと思う。
- 2011/11/16(水) 18:38:40|
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さて、前回仕組みを省くとは言ったが、月経について、話を進めるために必要な部分だけは説明させていただく。
実際、女性側はどうか分からないが、男性側からすれば女性の生理の知識というものはほとんどない。
「生理前は機嫌が悪くなるらしい」「体調を崩すらしい」と言った俗説と区別の付かない不確かな、
知識とは到底言えない噂話を知るのみだ。皆そうに違いない。
…いや、少なくとも僕はそうだった。
理由は、これを思春期真っ只中の中学二年時に授業で聞いたからだろう。
聞く事にも知る事にも考える事にもものすごい羞恥心があった事を思い出す。
この身体についての教育の時期は、見直されるべきなのではなろうか、
という教育への問題提起は、また別の機会にとっておくとしよう。
脱線した。話を戻そう。
女性の月経とは、排卵された卵子が受精されずに体外に排出されるまでを通しての、身体の一連のメカニズムである。
生理には4つのフェイズがあり、それぞれ月経、月経後、排卵、月経前と分けられ、それらが周期的に訪れる。
周期には個人差があり、26~35日ほどだ。
しかし一般的に「生理の周期は28日」と言われるのは、
不慮の妊娠を避けたりその他のイベントが月経と重ならないようにするための参考にする際、
周期を短く見積もっておいた方がリスクを減らせるからだ。
長く見積もって、この日はまだ大丈夫だろうと思っていた結果、
イベント本番に体調悪い時期ど真ん中、となるよりは、早めに見積もって対策をとっておいた方がいいだろう。
月経のそれぞれのフェイズを簡単に説明する。
出血と共に、卵子や他の細胞が体外に排出される、月経や生理と呼ばれるものの開始を一日目とすると、
と言ってもこれは一週間弱続くため、大体一~五日目を月経とすると、
そこから排卵の起こる周期の真ん中まで、つまり約十四日目までが月経後となり、
また排卵から次の月経までの期間が月経前となる。
以上から分かるように、排卵を過ぎた周期の後半部分が全て月経前、または黄体期という段階にあたり、
これは受精の準備が整った状態である。
この月経前の後半から月経前半の時期に、様々な身体症状や不快な気分に見舞われるのがPMS、月経前症候群だ。
次回は症状と対処法の紹介に入る。
- 2011/11/14(月) 12:32:46|
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女性の生理とこころの関係について授業で触れたので書きたくなった。
何日かに分けて書くので、興味のある人は読んでみてほしい。
読む人の人生に少しでも役立つ事を願う。
マタニティーブルーという言葉はよく耳にするが、PMSという言葉をご存知ない方は多いだろう。
PMS、日本語訳では月経前症候群となるこの語は、
生理により引き起こされる気分障害や身体症状をまとめて指す語である。
生理の仕組みなどは各自Wikipediaでもすればいいので省くとして、早速次回から本題へ移ろうと思う。
感想、質問いくらでも来たまえ。
一週間弱、よろしくお願いします。
- 2011/11/13(日) 09:08:21|
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770 名前:名も無き冒険者[sage] 投稿日:2011/10/28(金) 19:09:22.17 ID:pcm0FSqj
各種クエストまとめ
10/31 24:00まで
・SP初期化の書配布(クエスト「イベントガイドのびっくりプレゼント」1キャラ1回)
11/2
・果物チェア,甘酸っぱいイヤリング(ジュースクエスト完了で入手)
11/5,11/12,12/3,12/10の00:00~00:00に接続
・土曜・日曜の祝福(1時間 経験値1.5倍),レジェンドコイン10配布(接続が一日中なのかその一瞬なのか不明、多分その一瞬?)
11/8 24:00まで
・明日のプレゼントボックス(LV1作成してすぐのキャラでも受けられる,1キャラ1回)
11/11まで
・レジェンドバルーン(受取は11/12~15、キャノンシューター、メルセデスをLV50)
772 名前:名も無き冒険者[sage] 投稿日:2011/10/28(金) 19:09:47.83 ID:pcm0FSqj
続き
11/16メンテナンスまで
・伝説のオルゴール
11/16メンテ以降
・デーモンスレイヤー実装
11/19 20:30~20:40
・デビルスホーン,レジェンドコイン30配布(期間中に左アイコンのクエスト完了)
12/14メンテ開始まで
・キャラクタ1+1(Exp30,Exp70薬を貰える)
・レジェンドリング(キャノンシューター、メルセデス、デーモンスレイヤーをLV50)
・スペシャルMB(キャノンシューター、メルセデス、デーモンスレイヤーをLV70)
・レジェンドコイン関連(AP初期化書コイン50枚と交換等)
776 名前:名も無き冒険者[sage] 投稿日:2011/10/28(金) 19:12:33.14 ID:pcm0FSqj
おまけ
10/29,30 13:00~16:00
11/3,4 20:00~22:00
11/5,6 13:00~16:00
11/7,8,9,10,11 20:00~22:00
11/12,13 13:00~16:00
11/19 13:00~16:00 20:00~22:00
11/20 13:00~16:00
11/26,27 13:00~16:00
12/3,4 13:00~16:00
12/10,11 13:00~16:00
・経験値2倍
12/14までの毎日21:00~22:00
・ドロップ2倍
- 2011/11/03(木) 00:19:09|
- 今をぼやこう
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